こんにちは。
コーアクティブコーチの大小田です。
■ はじめに
人は、頭の中でぐるぐるしている悩みや不安ほど、
“正体がぼんやりしたまま大きく見える”ものです。
でも、言葉にしてみるだけで、気持ちは必ず動きます。
これはコーチングの現場でも、そして僕自身の人生でも、
何度も何度も見てきたシーンです。
今日は、
「なんかモヤモヤする…」
「理由はわからないけど、しんどい」
そんな時に使える、感情の整理の仕方をお伝えします。
■ 感情を言葉にすると何が起こるのか
言葉にすることには、3つの効果があります。
① モヤモヤの“正体”が見える
言語化は、霧の中に光を当てるようなものです。
気持ちに輪郭ができて、扱える大きさになります。
「不安」だと思っていたものが、
実は「できなかったらどうしよう」という恐れだったり。
「怒り」だと思ったものが、
本当は「わかってほしかった」だけだったり。
② 感情が“自分ごと”になる
言葉にすると、他人事ではなく、
“自分の声”として聞こえてきます。
すると、その感情を否定するのではなく、
「そう感じていたんだね」と寄り添えるようになるんです。
③ 次の一歩が自然と見える
言葉にした瞬間、脳は勝手に「じゃあどうしたい?」を探し始めます。
無理に前向きになろうとしなくても大丈夫。
ただ言葉にするだけで、自然に動き出すんです。
■ 実際にやってみる言語化ワーク
ここからは、僕がクライアントにもよく使うシンプルな方法を紹介します。
① ノートに“今感じていること”をそのまま書く
ポイントは、整えなくていいこと。
箇条書きでも、乱雑でもOK。
1〜2分で十分です。
- なんかしんどい
- あの言葉が気になってる
- もっとできたらよかった
- 今日ちょっと疲れた
こんなレベルで大丈夫。
② 最後に、自分へひとこと添える
書き終えたら、たった一言でいいので自分に声をかけます。
- よく頑張ってる
- そりゃしんどいよ
- 今はこれで十分
この“ひとこと”が、自分の味方になれる瞬間です。
③ 書き出した中で気になる言葉に丸をつける
丸をつけた言葉こそ、今のあなたのテーマです。
ここまで来れば、「次にどうしたいか」が自然と浮かんできます。
■ コーチングで起こる“言葉の魔法”
コーチングは、質問や対話を通して
あなたの中の言葉を引き出すプロセスです。
だからこそ、
「言葉にしただけで涙が出た」
「こんなにスッキリすると思わなかった」
そんな瞬間が頻繁にあります。
答えは外にあるのではなく、
あなたの中にずっとあったもの。
それに気づくための一歩が“言葉”なんです。
■ おわりに:あなたの気持ちを、まずはあなたが聞いてあげる
行動できないときも、落ち込むときも、
焦るときも、なんとなく不安なときも。
その感情を
「ちゃんと言葉にしてあげる」
これだけで前に進む力が生まれます。
今日、もし少しでもモヤっとすることがあれば、
1分でいいので書き出してみてくださいね。
そしてまた、あなたの言葉を聴かせてください。
——コーアクティブ・コーチ
大小田健祐


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