休むことに罪悪感がある人へ|「何もしない時間」が必要な理由をコーチが解説

セルフケア
記事内に広告が含まれています。
こんにちは。コーアクティブコーチの大小田です。 「休んでいるはずなのに、休んだ気がしない」 そんな声を聞くことがあります。 よくよく伺っていくと、休んでいる間もずっと「休んでいる場合じゃない」と思っている。 これでは、からだは休んでいても、頭はずっと働き続けています。 今日は「休むことへの罪悪感」について書いてみます。

休めないのは、意志の問題ではありません

頑張ってきた人ほど、休み方を教わっていない

これまでたくさんの方とお会いしてきて思うのは、休むのが苦手な人ほど真面目で、責任感が強いということです。 そういう方はたいてい、「もっと頑張れ」と言われてきた経験はあっても、「上手に休め」と教わった経験がありません。 だから、休み方だけがずっと空白のまま残っています。 これは能力ではなく、単に習っていないだけです。習っていないことができないのは、当たり前ではないでしょうか。

「何もしない」に慣れていないと、落ち着かない

何も予定がない時間ができたとき、そわそわしませんか。 何かしなきゃ、と思ってスマホを開く。開いたはいいけれど、特に見たいものもなくて、なんとなく時間が過ぎる。 そして、休んだ感じはしないのに時間だけ減っている。 これは意志が弱いのではなく、「何もしない状態」に慣れていないだけです。慣れていないことは、居心地が悪く感じます。

回復は、サボりではありません

ここは、ジムの現場に長くいる立場から強くお伝えしたいところです。

からだは、鍛えている最中ではなく、休んでいる間に変わる

トレーニングをすると、筋肉には小さなダメージが入ります。 そのダメージが修復されて、以前より強くなる。この修復は、トレーニング中ではなく休養中に起きます。 つまり、休まないと成果は出ません。 これは根性論とは関係のない、単純な仕組みの話です。休みを削って毎日追い込む人より、しっかり休む人のほうが結果が出る。現場ではよくあることです。 ランナーのクライアントも、目標達成のためにいつの間にかランニング量が多くなり過ぎていたが結果が出ず、1週間休んだことでその前より良くなった事があります。

頭も、同じ仕組みで動いています

同じことが、思考にも起きています。 考え続けているときより、風呂に入っているときや歩いているときにアイデアが出た経験はありませんか。 あれは偶然ではありません。入力を止めたときに、頭の中の整理が進むからです。 「考えても答えが出ない」というときは、たいてい考えが足りないのではなく、休みが足りていません。

罪悪感なく休むための、3つの考え方

① 休む時間を「予定」として入れる

「余裕ができたら休もう」では、一生休めません。余裕は、放っておくとできないからです。 だから、先に予定として入れてしまう。 15分でも構いません。カレンダーに書き込んで、他の予定と同じ扱いにする。「予定として決めたこと」なら、罪悪感は減ります。

② 「回復も仕事のうち」と言い換える

休むことを「サボり」と呼ぶか、「回復」と呼ぶかで、感じ方は変わります。 言葉を変えるだけで気持ちが変わるなんて、と思われるかもしれません。でも、私たちは自分にかける言葉に思っている以上に影響を受けています。 スポーツの世界では、回復もトレーニングの一部として扱われます。同じ考え方を、日常に持ち込んでいいはずです。

③ 「休んだあとの自分」を基準に考える

休むかどうか迷ったとき、こう考えてみてください。

「今休んだら、明日の自分は何ができるだろう?」

休むことを「今日失うもの」で見ると、損した気持ちになります。 でも「明日得るもの」で見ると、意味が変わります。

それでも罪悪感が消えないときは

3つの方法を試しても、罪悪感がなくならないことはあります。 そういうとき、その罪悪感がどこから来ているのかを一度見てみる価値があります。
  • 誰かに「怠けている」と思われたくないのか
  • 立ち止まると置いていかれる気がするのか
  • 動いていないと、自分の価値がないように感じるのか
このあたりに触れると、たいていもっと前からある何かが出てきます。 コーチングでは、こうした「自分でも気づいていなかった前提」を一緒に見つけていきます。 答えをこちらから渡すことはしません。あなたの中にすでにあるものを、言葉にしていく時間です。 もし一人で見るのが難しければ、そういう時間を使ってみてください。

よくある質問

休んでいるのに休んだ気がしないのはなぜですか?

からだは休んでいても、頭が「休んでいる場合じゃない」と働き続けているためです。この状態では回復が進みません。まず「今は休む時間だ」と自分に許可を出すことが必要です。

休むことに罪悪感があるのは、怠けているからでしょうか?

いいえ。休むのが苦手な方ほど真面目で責任感が強い傾向があります。「もっと頑張れ」と言われた経験はあっても「上手に休め」と教わった経験がないため、休み方だけが空白のまま残っているだけです。

休むと成果が落ちるのではないかと不安です

逆です。筋肉はトレーニング中ではなく休養中に修復され、以前より強くなります。休まなければ成果は出ません。これは根性論ではなく、からだの仕組みの話です。

忙しくて休む時間が取れません

「余裕ができたら休もう」では休めません。余裕は放っておくとできないからです。15分でもいいので、先にカレンダーへ予定として書き込み、他の予定と同じ扱いにしてください。

罪悪感がどうしても消えないときはどうすればいいですか?

その罪悪感がどこから来ているのかを見てみてください。「怠けていると思われたくない」「動いていないと自分の価値がない気がする」など、もっと前からある前提が隠れていることが多くあります。一人で見るのが難しい場合は、コーチングのような対話の時間が役に立ちます。

体験セッションのご案内

考えても答えが出ないときは、一度、外に出してみませんか。
コーアクティブコーチングの体験セッションを行っています。60分 5,500円(初回の方限定)。オンラインはメッセンジャーのビデオ通話、神戸・大阪では対面も可能です。

その場で継続の契約を迫ることはありません。「今日はここまでで」で終えていただけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました