(コーアクティブ・コーチ大小田健祐)
■ はじめに
「続けたいのに続かない」
「やるって決めたのに、できなかった」
「また自分との約束が守れなかった…」
こう感じること、誰にでもあります。
でも、ここに大切な真実があります。
自分との約束を守る力は、生まれつきではなく“育てられるスキル”。
今日は、小さな約束から自己信頼が育つプロセスと、
誰でも今からできる実践法を紹介します。
■ 自分との約束が守れないのは“弱さ”ではない
多くの人は、約束を守れなかったとき
「意志が弱い」「だめだな、自分は…」
と責めてしまいがちです。
でも実は、
脳は変化を嫌うようにできているので、
約束が続かないのは“自然なこと”。
大事なのは、
責めることではなく 続けられる仕組みをつくること なんです。
■ 子どもとの約束から気づいたこと
先日、あるクライアントさんからこんな話を聞きました。
「そういえば私も、子どもとの約束を守れていなかったな…」
という気づきです。
その約束とは、
“テレビとソファーを買う” というもの。
「学校が始まるまでに買うね」
と言ったものの、なんだかんだと理由をつけて後回しにしていたそうです。
ある日ふと、
『これって、自分との約束も同じように伸ばしてしまっているのかも…』
と気づかれました。
そこでそのママは決意します。
「よし、約束を伸ばしてごめんって謝ろう。
そして明日、買いに行こう!」
その決断の背景には、
ひとつの大切な真理があります。
自分との約束を破ることが、実は自信をなくす一番の原因になる。
小さな約束でも、
守れたとき人は「やればできた」と感じて自信が育ちます。
逆に、
後回しや言い訳を続けると、
「どうせできない私…」というセルフトークが積み重なり、
自己信頼がゆっくり削られていきます。
つまり、
自分との約束は“未来の自分”への小さな投資なんです。
■ 自分との約束を守る3つのコツ
① 約束のサイズを思い切り小さくする
続く人は、いきなり大きな約束をしません。
- 30分運動 → 3分ストレッチ
- 本を1冊読む → 1ページ
- 語学勉強 → 単語1つ見る
「これならできる」レベルに下げるのは、弱さではなく“戦略”。
小さな成功は重なって、大きな自信になります。
② 守れたら必ず自分に“返す言葉”をかける
人は、承認があると続けられます。
それが自分自身からの承認なら、継続力はさらに強くなります。
- よし、今日はやれた
- これで十分
- 一歩進んだな
こうした“自分へのひとこと”が、自己信頼の土台になります。
③ 理由(WHY)を忘れない
約束が続かないとき、
モチベーションではなく“目的”を見失っていることが多いです。
- なぜそれをしたいのか?
- その一歩は、自分の人生の何につながるのか?
- それができた未来、どんな自分でいたいのか?
ここが明確になると、一歩の意味が変わり、自然と守りたくなります。
■ 今日からできる「自分との約束ワーク」
① 今日の自分に優しい“最小の約束”を1つ決める
・1分深呼吸
・デスクの一部だけ片付ける
・1行だけ日記を書く
② 完了したら必ず“できた”と声に出す
行動を「達成」として認識させるために大事なプロセス。
③ 夜に一言だけ振り返る
・よくやった
・これは続けられそう
・また明日も小さくやろう
この3つの流れだけで、
自己信頼は確実に育っていきます。
■ おわりに:小さな約束こそ、あなたの未来を変える力になる
誰かとの約束を守ることは大切。
でも、
自分との約束を守れるようになることは、人生の質そのものを変えます。
大きな約束じゃなくていい。
今日できる小さな一歩で十分。
あなた自身との信頼関係は、
“ちいさな積み重ね”で無敵になっていきます。
一緒に、今日の一歩から始めていきましょう。
——コーアクティブ・コーチ
大小田健祐


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