こんにちは。
コーアクティブコーチの大小田です。
いきなりですが、みなさん「夢」はありますか?
多くの大人はこう答えるのではないでしょうか!?
「夢なんてないよぉ」「夢って今更・・・」なんて答えが多いように思います。
今回は、「夢」がわからない経営者のセッっションをブログにしていきたいと思います。
「夢が分からない」と語る経営者
15年前に知った“コーチング”のイメージ
60代の経営者とのコーチング初セッション。初セッションでは、前提条件を揃えるためにコーアクティブな関係を作ることを重要視しています。
この方は、セッション自体は初めてでしたが、15年ほど前にコーチングを以前の経営者から聞いていたとの事。
先代社長は「全員経営」を企業理念において経営されていたそうで、管理されるのではなく、一人一人が自立して行動して行くことを教えられたそうです。
コーチングもこの観点から、管理するのではなく導いていくことと認識していますと仰っていました。
その意思を引き継いで改めて「全員経営」を理念にスタートしたが、実際できているかは不安だったようです。
明日から“自分探しの旅”に出る理由
今回コーチングセッションを受けようと思われたきっかけが、ある経営者から「夢の見つけ方」を一人で考えた方がいいよと助言され、2泊3日の一人旅に出かけるまでただの旅行にならないよう、コーチングで夢を探すヒントをヒントを得たいというものでした。
旅に出る前に少し思いを馳せてみたものの、全然夢が出てこない、何も見つからなかったらどうしよう、という不安が出てきたそうです。
話せば話すほど、夢は遠ざかっていった
夢・目的・目標が全部同じになっていた
まずこの方に質問したことは、「夢」ってどんなもの?という質問。
そうすると、先ほど出てきた「全員経営」や、楽しんだらいいだけじゃないものという答えが出てきました。
経営者のコーチング、エグゼクティブコーチングでよくあるのが、経営者自身と会社(法人)が同じになっている事です。
これは当たり前のことであり、私自身でもよくなることですが、同人格になってしまい、夢と目標、目的が全部同じになってしまっていることがあります。
そうすると、本当の自分がどれかわからなくなったり、消えていってしまうことがあり、この方も先代社長から続く想いがそのまま自分自身を覆ってしまっている感じになっていました。
「自由になりたい」と書いた小学生の自分
ここで、一旦自分自身に戻ってもらうために子供の頃の夢にフォーカスしてみました。
いろんな夢があったのが出てきた中で、特に想いが強かったのが「自由になりたい」と思った小学校高学年の頃だったそう。
お父様の姿を見てきて、2番手だった父親の姿から本当の自由を得たいと思ったそう。
それが今の立場になった根底になっているんだなと感じられたようでした。
ただ先代社長からは、人を優先してしんどいことややりたくないことをやることをずっと意識されてきたようで、社員や周りによく見られたいという想いが強くなっていました。
自由になりたいと思って先頭に立ったのに、他人の幸せを優先する思考が強くなり「自己犠牲」が大事なことにすり替わってしまっているように感じました。
ワクワクしている時、していない時
海外・旅・知らない場所の話をするときの表情
ここで話を戻して、夢や楽しいと思うことにフォーカスを当てていきます。そうすると仕事の中でも、知らないところに行くこと、イタリアやフランス出張で色んなところに行った時にワクワクすることに気が付きます。
そんな話をしている時の表情はとてもにこやかでエネルギーが上がったように感じました。
その話をお伝えすると、ふと、やりたかった事を思い出されました。
「息子とイタリアに行きたかった」
そう話したこの方は、自然と自分の夢に気づかれたのではないかと思います。
「みんなの幸せ」を語るときの重さ
逆に経営者として、社員や周りの人たちが幸せになることが喜びであると語っていた時、姿勢は後ろに下がり、真面目な顔で言葉も重いように感じます。
これはそう思っていない訳ではないけれど、本当に自分が望んでいることでは内容に思います。
その方も、それを言ってみてどうか聞いてみると、「人によく思われたい」と思っていると仰っていました。これもみんな持っていることですが、それでは人間は満足できないものです。
やはり、ワクワクの感情は出てこず、こう言ったものは自然に出てくるものでそれが本心なんだなと感じます。
夢は「立派なもの」でなくていい
夢とは、ワクワクが戻ってくる方向
大人になると色々な経験をし、なんとなくわかったようなことが増えますよね。
子供の頃のような好奇心は少なくなってくると思います。それがだんだんと「夢」が見えなくなってくる要因かもしれません。
今回は、「知らないところに行く」「旅」「出会い」というようなワクワクの感情を思い出すことができました。
ワクワクが戻ってくると自然に「夢」が戻ってくるのかなと感じます。
夢を“探す”前に、思い出す
私も以前、子供と川遊びをした時に感じたのですが、子供の頃の一生懸命遊ぶこと、その場をしっかり楽しむこと、それが今自分に少なくなってることに気が付きました。

そのキラキラした表情や時間、この感情が人を勝手に突き動かすものだと思います。
みなさんも改めて、その時のことを思い出してみてください。
童心に帰ると純粋な「夢」に向かう方向に心と体が向かって行くことでしょう。
コーチングは「答え」を出さない
今回のセッションで、「自由になりたい」という夢から、自分がワクワクすることが好きということに気づき、「息子とイタリア旅行したい」という夢があったことを思い出しました。
これはご自身が童心に帰ることで溢れ出てきた想いです。
ただ、まだまだこれだけではないと思います。この感情を持ち続けることでまた新たな「夢」が出てくるかもしれません。
そして、自分がワクワクしないこと、自己犠牲をしてたことにも気づきました。その方向で進むと夢が見えなくなってくる。
どの方向を向いて進めばいいか感じられたことと思います。
コーチングの時間は、その人の自分の中にある本質を取り戻して行く時間。そして、そこから大きく本質的な変化を生むものです。
すぐにではないかもしれませんが、確実にその方向に進んで行くことで今では想像もしないところに辿り着くでしょう。
みなさんにも大きな可能性があります。それを一緒に見ていきたいと思います。

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