今年も「変われない自分」を責めない|年のはじめに整えたい心の視点

問いかけ
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こんにちは。コーアクティブコーチの大小田です。

本年もよろしくお願いします。

さて、新年一発目のブログは「今年こそは」と意気込む年始ですがそんな気持ちを一旦このブログで考えてほしく書きたいと思います。

年が変わると、なぜか焦ってしまう理由

「今年こそは」という言葉が生むプレッシャー

子供の頃から学校の宿題で年始に書き初めをして、今年の目標を掲げるなんてのが当たり前になっていますよね!?

年の初めだからこそ「目標」を立てやすかったり、切り替えて「今年こそは・・・」と意気込むことが当たり前かもしれません。

そんな私も年末から「来年の目標はどうしようかな」と考えるタイプですし、今年は「脊髄反射のように動く」をテーマにしようと決めています。

ただ、これって結構なプレッシャーになっていることが多いんです。

SNSや周囲と比べてしまう年始特有の空気

年末年始で仕事がお休みになると少し時間ができたりしますよね!?

そんな時にSNSを見る時間も多くなるのではないでしょうか??

SNSでは華やかな投稿が増え、来年の運勢や今年の目標などたくさんの知らない人の煌びやかな面や、確証のない話題など知らないうちに自分自身の中に多くの情報が取り込まれています。

そんな時に「自分は何も変わりがなかったな・・・」「年始に決めた目標を達成できなかったな・・・」と自分を知らないうちに責めていることもありますよね。

今年こそは変わるぞ!!とその時は頭に浮かぶのだけれど・・・

「変わらなきゃ」と思うほど、人は動けなくなる

行動できないのは意志の問題ではない

そんな気持ちを持って正月休みをダラダラと過ごし、いざ今年も仕事始めになるといつもの習慣に落ち着いていきます。

今年こそは副業を始めて稼ごう!と思っていたのに、仕事が始まって終われば疲れたからゆっくりしよう・・・いつものSNSを見て気分をリフレッシュしよう・・・

そうやっていつもの習慣に直ぐに落ち着いてしまいますよね。

これは、あなたの意思が弱いわけでも、弱い人間なわけでも、サボりな性格なわけでもありません!!

年始に立てた目標が続かなくなる心理構造

年始に立てた目標が続かなくなるには明確な3つの心理的構造があります。

1、ホメオスタシスの原理

2、モチベーションの定義

3、目標設定のハードル

これらを具体的に解説していきましょう。

まず、「ホメオスタシス」という言葉をご存知でしょうか?私のブログでは何度か出てきていますが改めて解説していきます。

「ホメオスタシス」とは恒常性維持機構という人間が持つ最も強力な生命維持機能になります。

簡単に言えば、現状維持して安心安全を保つ機能ですね。

もし、あなたが目標を設定しても変わらないのなら、今の現状が安心安全で居心地がいいからです。今までの仕事をして、疲れてSNSを見て寝るという生活が生命を脅かすことがないからですね。

そして、「モチベーション」というものは、この現状維持をするという事に対して働く力のことをいい、「モチベーション」を上げるとか下げるという話ではないのです。

あなたが目標を立てても、ホメオスタシスで現状を維持するようになり、現状維持に対してモチベーションが働く。これがあなたが「変わらなきゃ」と思っても変わらない要因です。

最後に、この「変わらなきゃ」という目標設定がハードルとなっています。

「〜しなきゃ」「〜であるべき」など使命感や義務感を伴う目標設定は、現状を脅かす目標であり、そこに向かうモチベーションは発生しない事になります。

目標はこうなっているのが当たり前と思うような、そちらが現状と思わせるものである必要があるのです。

それでも私たちは、毎年自分を責めてしまう

できなかったことばかりを数えてしまう癖

「変わらないのは当たり前」と頭ではわかっていただけたかもしれませんが、それでも変わらなかったという事実は人の脳や心に溜まっていきます。

毎年、目標を立てては実現できなかったり、そもそも目標を忘れていたり、失敗したという思いばかりが残り、自己否定に入りやすくなりますね。

「また同じ一年になるかも」という不安の正体

そしてまた今年も同じ一年になるかも・・・という不安に苛まれます。

これもまた、ホメオスタシスの影響とそこに働くモチベーションの仕業です。

「今年は変わらなきゃ」→(ホメオスタシス)→現状維持→(モチベーション)→「また同じ一年になるかも」

というようにサイクル化してしまいます。

今年のテーマは「変わる」ではなく「理解する」

行動より先に、自分の状態を知ること

このようなサイクルに入ってしまっている方はまず「自己理解」するところから始めてみませんか!?

「あなたは今どう思っている?」「今の体の状態は?」「今どんなところにいる?」

そんな問いを自分自身に投げかけてみてください。

過去に意識が向かっている自分を「今」に戻す作業を繰り返してみましょう。

止まっている自分にも理由がある

そうやって内省していくとちゃんと自分が見えてくるはずです。

本当にそうなりたかったのか?何がしたかったのか?心の声がゆっくりと聞こえてきます。

動けなかった自分が悪いのではなく、動けなかった理由が「今」にあるのかもしれませんよ。

コーチングの現場で大切にしている視点

無理に前を向かせない理由

コーチングの語源は、「人の目標達成を支援する」という意味があります。

カウンセリングとの違いはここにあり、カウンセリングは自己受容を促していくことです。コーチングでは前に進ませることが大事になりますが、私のクライアントには無理に進ませることをしないこともあります。

それは、自分自身に気がつけば自ずと歩みが始まる!それをコーチングで実感しているからです。

私は人が前に進んでいく姿が好きでそのサポートをしたいと思っているので、「挑戦」をしてもらうことも多いのですが、そうでなくてもセッション後に自ら歩みを進めてくださる方が多いのです。

行動は、安心のあとに自然と生まれる

セッション後、一人になってから内省したり、思いを馳せたりしながら、自己理解に至ると人は安心して前に進むことができるのでしょう。

自分自身の道が見えるようになるんです。

先日のクライアント様がまさにそうでした。セッションの翌日、メールでご報告いただいた中に、改めて自分の思いに気がついたとありました。

その記事はこちら

年のはじめに持っておきたい、たった一つの問い

「今の自分は、何を守ろうとしている?」

「変わらなきゃ」と今年の目標を立てている方に一つの問いをしてみたいと思います。

「今の自分は、何を守ろうとしている?」

あなたが現状維持になる理由をゆっくりと見つめてみてください。

答えを出さなくてもいい問いの扱い方

人は直ぐに結果を欲しがる生き物です。答えをすぐ見つかるに越したことはないものの、答えに辿り着くまでが自分自身を知るいい機会なのではないでしょうか。

正解は人によっても、タイミングによっても変わると思います。

以前は思っていたことも「今」のあなたには正解の方向ではないのかもしれない。

自分自身の今の正解を見つけていくことも一つのコーチングだと感じています。

最後に|この一年をどう始めるか

小さな理解が、後から大きな変化になる

一つ一つ自分自身がわかってくると勝手に前に進み出します。その体験が失敗ばかりに目を向けていた自分からの成長となります。

小さなことから変化が生まれ、気づけば人から「変わったね」と言われるようになることも!

そうすればあの時思っていた自分が現状の自分になっていることでしょう。

今年も一緒に、立ち止まりながら進んでいけたら

私自身も少しずつ変化しながら、今も変化しながら進んでいます。

「今」を大事にしながら先を見据えて皆さんと一緒に進んで行けたらと思っています。

このブログを通して一緒に成長を感じていきましょう。

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