こんにちは。
コーアクティブコーチの大小田です。
気持ちを切り替えられない日は「何もしない」が正解の日もある
「今日は気持ちがついてこないな…」
「やらなきゃと思うのに動けない」
「切り替えなきゃって焦るほど、余計しんどい」
そんな日って、誰にだってあります。
でも多くの人が、
この“しんどい日”にさらに追い打ちをかけるように
自分を責めてしまうんです。
「なんで私はこんなことで落ち込むんだろう」
「ちゃんとしなきゃいけないのに」
でも本当は、
そんな日に必要なのは「頑張ること」ではなく、
“立ち止まる許可” なんですよね。
■ 気持ちを切り替えられない日は、心がSOSを出している
気持ちが切り替わらないのは、
あなたが弱いからではありません。
むしろ、心がこう伝えてくれています。
「ちょっと休ませて。これ以上は抱えられないよ」
「がんばる前に、少し立ち止まってほしい」
脳も心もキャパを超えると、
自然と“ストップモード”に切り替わります。
だから動けない日は、
もうすでに頑張りすぎてきた証拠なんです。
■ “何もしない”は逃げではなく、回復のための行動
「何もしないなんて、怠けてる気がする」
そう感じるかもしれません。
でも、考えてみてください。
スマホだって、
充電が1%になったままアプリを動かしたらフリーズします。
一度電源を落として、
静かに充電する時間が必要ですよね。
人間も同じです。
“何もしない”は、ただのサボりではなく回復のための行動。
■ 気持ちを切り替えられない日に試してほしい、優しい休み方
① 朝の予定をひとつ減らす
・洗濯は明日
・メイクは最小限
・朝ごはんは簡単なものでOK
たったこれだけでも心の負担は減ります。
② SNS・ニュースから少し離れる
情報を浴びすぎると、心はさらに疲れます。
今日は数時間だけでも、
スマホを置いておきましょう。
③ できない自分を責めない
心が沈む日は、
“自己否定”がいつもより強く出やすいです。
そんな日は、
「できないのは悪いことじゃない」
と優しく声をかけてあげるだけでOK。
④ 心が向くことを3分だけやる
・温かいお茶を飲む
・散歩に出る
・好きな香りを嗅ぐ
3分でいいので、心地よさにつながる時間を。
⑤ 思い切って“何もしない”を選ぶ
ソファに座ってぼーっとしてもいい。
ベッドに転がってもいい。
何もしない時間が、
実は一番心を回復させてくれます。
■ そして気持ちは “勝手に” 整っていく
切り替えようと無理に動くと、
さらに気持ちが重くなることがあります。
でも、不思議なことに…
何もしない時間を過ごすと、心は自然に整い始めます。
・少しだけ体が軽くなる
・ふっとアイデアが湧く
・やってみようかなと思える
こんな瞬間が、またちゃんと訪れます。
あなたの心は、
あなたが思っているより強くて、ちゃんと回復する力があります。
■ まとめ:動けない日は「休む日」と決めていい
気持ちを切り替えられない日は、
“心があなたを守ろうとしている時間”。
そんな日に無理をしなくて大丈夫です。
休む勇気は、前に進むための準備。
明日また少し元気が出たら、
その時にまた歩き出せばいいんです。


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