こんにちは。
コーアクティブコーチの大小田です。
「やらなきゃ」が増えるほど、行動できなくなる理由
「やらなきゃいけないことが多すぎて、結局何も進まなかった」
そんな経験はありませんか。
やることリストは増えているのに、
なぜか体も気持ちも動かない。
この状態、多くの人が「自分の管理が甘い」と感じがちです。
でも実は、
「やらなきゃ」が増えるほど、人は動けなくなるという
心理的な仕組みがあります。
「やらなきゃ」はエネルギーを奪う言葉
「やらなきゃ」という言葉の裏には、
・失敗したらダメ
・期待に応えなきゃ
・サボってはいけない
こんなプレッシャーが隠れています。
この状態で行動しようとすると、
心は前に進もうとしつつ、
同時にブレーキも踏んでいます。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態では、
前に進めないのは当然です。
行動できないときに起きていること
「やらなきゃ」が増えているとき、
人は行動そのものよりも、
評価される未来を先に想像しています。
・ちゃんとできるだろうか
・失敗したらどうしよう
・期待を裏切らないだろうか
この不安が大きくなるほど、
行動は重くなります。
コーチングでよくある変化
コーチングの場で、
「やらなきゃ」を一つずつほどいていくと、
多くの人がこう言います。
「やらなきゃ、じゃなくて
やりたいかどうかを考えていいんですね」
この瞬間、表情がふっと緩み、
行動が自然に戻ってきます。
「やらなきゃ」を「選んでいる」に変える
今日できる小さなことは、
「やらなきゃ」をやめて、
こう言い換えてみることです。
・私はこれを“選んで”やっている
・今はやらない、という選択もOK
選択に変わった瞬間、
行動は義務ではなくなります。
今日の問い
今日、あなたが口にしている
「やらなきゃ」は何でしょうか。
それは本当に、
今のあなたが選びたいことでしょうか?


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