こんにちは。
コーアクティブコーチの大小田です。
今日、動けなかった理由を「責めずに」見てみる
今日は「やろう」と思っていたことが、結局できなかった。
そんな日、ありませんか。
・やらなきゃと思っていたのに手が止まった
・気づいたら別のことをしていた
・一日が終わってから自己嫌悪になった
こういう日は、多くの人が
「自分は意志が弱い」
「またできなかった」
と、自分を責めてしまいます。
でも今日は、あえて違う視点を持ってみたいと思います。
行動できなかった=ダメ、ではない
行動できなかった事実だけを見ると、
「できなかった」という結果だけが残ります。
でもその裏には、必ず理由があります。
・疲れていた
・気持ちが追いついていなかった
・本当は気が進まなかった
・不安や迷いがあった
行動できないとき、
人はサボっているのではなく、
何かにブレーキがかかっているだけのことがほとんどです。
多くの人がやってしまう“もったいない反応”
行動できなかったとき、
よくある反応がこれです。
「気合いが足りない」
「もっと頑張らないと」
「次はちゃんとやろう」
一見前向きですが、
実はこの反応、ブレーキをさらに強くします。
なぜなら、
理由を見ずに結果だけを責めているから。
理由を無視された心は、
次に動こうとはしません。
コーチングで最初にやること
コーチングの場で、
「行動できなかった」という話が出たとき、
すぐに「じゃあ次はどうする?」とは聞きません。
まずやるのは、
「何が起きていたのか」を一緒に見ることです。
・そのとき、どんな気持ちだったか
・体の状態はどうだったか
・本当は何を守ろうとしていたか
ここを丁寧に見ていくと、
「動けなかった自分」に対する見方が変わってきます。
行動できない日は、心からのサイン
行動できない日は、
「もっと頑張れ」というサインではなく、
「今は立ち止まって見てほしい」
「何かがズレているかもしれない」
そんな心からのサインであることも多いです。
行動できなかった自分を責める前に、
一度立ち止まって、理由を聞いてみてください。
今日の問い
もしよければ、今日だけはこんな問いを自分に向けてみてください。
「今日、私は何から自分を守ろうとしていたんだろう?」
正解を出さなくて大丈夫です。
言葉にならなくても構いません。
理由を“責めずに見る”ことができたとき、
行動はまた自然に戻ってきます。
明日もまた、
一つの気づきを一緒に積み重ねていきましょう。


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